僕がマレー鉄道に乗ったんは2014年やけど、2016年くらいから寝台列車が廃止になって、
バンコクに行くのもバターワースからじゃなくて、マレーシア国境のパダン・バサール駅出発の列車しかないみたいです。
だからマレー鉄道の情報を求めている方には申し訳ないですが、
今回の記事は全く役に立ちません。
それでは前回の続きです。
マレー鉄道に乗ってマレーシアのバターワースからタイの謎の駅サムスンに向かいます。
14時頃にバターワースを出発して、途中でイミグレーションを通ってタイに入国し、夜になると寝台列車のベッドメイキングをしてくれました。
このベッドがなかなか快適でクアラルンプールの安宿のベッドよりも確実にきれいです。
僕は久しぶりのきれいなベッドでめっちゃ寝てたんやけど、係員に起こされて、
「サムスン着いたで」
って言われてタイの謎の駅サムスンで下車しました。
深夜12時でした。
それからすぐに宿を探そうと思ったんやけど、サムスンは田舎すぎて駅の周りにはホテルどころかお店すらなく、
駅の外には原付4人乗りのタイヤンキーがたくさんいたので、
外に出るんは危険やと、駅で寝る方がまだ安全やと思って、駅の中にあるベンチで寝袋に入って寝ていたら、
朝5時くらいに駅員が来ました。
「こんな所で寝ていたら危ないからウチに来い」
と言ってくれて、駅から徒歩1分の所にある駅員の家に泊めてくれました。
駅員のポル
超ウルトラ8兄弟Tシャツをおしゃれに着こなします。
ポルの家
僕はタイヤンキーに怯えながらサムスン駅で夜を過ごしたんで、ほとんど寝れてなくてめっちゃ眠かったんやけど、
もしもポルがゲイやったらどうしよう
ってめっちゃ警戒して全然寝れませんでした。
クアラルンプールでゲイに襲われかけたんで、このときは特に警戒してました。
だからめっちゃ眠かったけど絶対に寝ないように
寝ちゃ駄目だ寝ちゃ駄目だ寝ちゃ駄目だ
と頭の中で碇シンジみたいに言ってたら
ポルは
「Facebookを使いたい」
っていう理由でタイのネカフェみたいなとこ(お金を払ってWiFiを使う所)に行ったんで、
その間僕は家でめっちゃ寝させてもらいました。
ゲイじゃなくてただのいい人でした。ありがとうポル。
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