世界一周する予定やったけど、カンボジアのシェムリアップでスープカレーを食べてから腹痛で死にかけて一時帰国することになり、
さらに僕が持ってるキャッシュカードでは海外通貨が下ろせないことが発覚して、残金がほぼ0になって毎日ギリギリで生きてるんやけど、
その旅も今日で最後となりました。
旅中に出会ったバックパッカーには、3年かけて世界一周してる人とかインドに4ヶ月滞在してる人がおったけど、
僕がアジアを旅してた頃は大学生が多くてほとんどの人は1ヶ月未満の旅でした。
僕は40日間くらい旅したけど、4ヶ国しか行けてないし、短かったなと感じました。
ほんまはベトナム、ラオス、ミャンマー、ネパール、チベットにも行きたかったんやけど、今回の旅では行けなかったんでまた東南アジアには戻ってきます。
それで、僕は一時帰国前のインド1週間をめっちゃ貧乏旅してて、マザーハウスでボランティアするともらえるパンをめっちゃ食べたり、昼食を抜いたりして節約してたんやけど、
帰国する日はサダルストリート付近からコルカタ国際空港まで行くバス代の40ルピー(70円)しか持ってなくて、
機内食を食べられる深夜まで何も食べずに我慢せなあかんと思ってたんやけど、
関西弁がペラペラのネパール人サトシがご飯をおごってくれました。
そのときに
「ネットで俺の良い噂広めといてや」
って言われたんで、サトシにはお世話になったんで言われた通りにします。
コルカタのサダルストリートにあるパラゴンゲストハウスとマリアゲストハウスの前の路上で露店を開いてる関西弁がペラペラの黒人サトシは、お金が無いときにご飯を食べさせてくれる良い奴やからサトシの店で服とか小物とか財布とか高そうな布を買いましょう。
ちなみにサトシは充電できる電池を欲しがってたんで、今後コルカタに行く予定がある方はダイソーで充電式電池を買ってサトシにプレゼントしてください。
とにかく日本の物をあげると喜ぶんでこけしとか持って行ってください。
それと、サトシ以外にもマザーハウスでいっしょにボランティアしてた日本人の女子大生が飲み物と食べ物を買ってくれて、
「生きて日本帰ってな」
って言ってくれました。
これはインドだけじゃなくて旅全体を通して、僕は周りの人に助けられっぱなしでした。
「おれは助けてもらわねえと生きていけねえ自信がある!!」
でした。
旅中に会った人も良い人ばっかりで、僕はほんまに運が良かったと思います。
最後に、お礼としてサトシに何かあげようと思って、
Tシャツ
ジーパン
リュック
財布
ポーチ
カメラケース
クロックス
など、僕が身に付けてたものをほとんどあげました。
「ありがとう」
「クロックスのサイズ24cmやけど履ける?」
「おれ、小さいの好きやねん」
「服とカバンは娘にあげるわ」
「えっ、子供おるん?」
「おるで」
「14歳や」
「おれに似てべっぴんさんやで」
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