バンダバーグのファームはオーストラリア最大のブラックジョブだった

今日は楽しみにしていたバンダバーグのストロベリーファームの初仕事でした。

なんていってもストロベリーファームやからね。

響きが良いですよね。

イチゴ男子やからね。

ただ、「日本人が多すぎるのが嫌」っていう理由でケアンズを出たんやけど、

⬇

このファームはほとんどが日本人でした。

バンダバーグには日本人が多いみたいです。

ファームには他に韓国人と台湾人がいて、マレーシア、フランス、イタリア人が数人ずついます。

その仕事内容はどうだったかと言うと、

めっちゃブラック

でした。

トロリーっていう荷台みたいなやつを押しながら永遠にイチゴをピッキングし続けるだけの仕事で、

めっちゃ腰が痛くなるんやけど、

朝6時から夕方5時まで１１時間休み無しで働いたからね。

給料は、イチゴを採った分だけ給料がもらえる歩合制で、

みんなの給料を平均すると１日に９０～１3０ドル(約8000円)くらいです。

イチゴのピッキングが速い人は２００ドル(１万５千円)くらい稼いでるんやけど、

慣れるまではあまりイチゴが取れないのが普通らしくて、僕がストロベリーファーム初日に稼いだ金額は３３ドルで、

時給で計算すると

３ドル(２１５円)

でした。

それで、ファームの説明をされたときに

「最近は全然雨が降ってないから仕事しやすいですよー♪」

って話を聞いてたんやけど、

初日から雨でした。

本田圭祐並に持ってますよね。

しかもイチゴは雨の日にピッキングせずに放置すると腐ってしまうから、

雨の日もめっちゃ働かされます。

めっちゃブラックなファームやなと思ったけど、

僕がいるファームには他のバンダバーグのファームから逃げ出してきた人達がいて、

ミニトマトファームで働いてた人は

どれだけ頑張っても1日15ドル(約1000円)以上稼げない

って言ってました。

クイーンズランド州のボーウェンやエアー、スタンソープなど、ファームジョブがいっぱいある街では仕事を紹介してるバックパッカーズがあって、

バンダバーグでもsun city motelでファームジョブを紹介してるんやけど、

そこでもらえる仕事はだいたい時給で22ドルくらいらしいです。

でもいろいろ話を聞いてると、

バンダバーグのファームは給料がめっちゃ低かったり、給料未払いがあったり、

違法ファームが多くてセカンドビザが取れへんかったりと、

めっちゃブラックです。

他には、

オージーがオーナーのファームはまともやけど、韓国人コントラクターのファームはブラックだったり、

イチゴファームは休み無しの長時間労働で低賃金やからブラックっていう話があります。

ちなみに僕がいるファームは、

バンダバーグで韓国人コントラクターのイチゴファームっていう、

オーストラリア３大ブラックファームジョブです。