僕はカンボジアのプノンペンで詐欺未遂に遭ってるから、特に気付けなあかんけど、
何かあったら関西弁がペラペラのネパール人サトシに助けてもらおうと思ってます。
マザーハウスでボランティアをしていたスペイン人のおじいちゃんは
「路上でインド人が話しかけてきても全員無視しろ」
って言ってたけど、
インド人をみんな悪い奴やと決め付けても旅がおもしろくないと思って、僕は路上で話しかけてきたインド人とはよく喋っています。
スーパーで水を買っているときにもインド人に英語で話しかけられました。
「どこから来たの?」
「日本」
「おお!俺は日本のサッカーに詳しいんだ!ラモス、ゴン中山、カズ」
詳しいけど日本代表の情報めっちゃ古い。
「僕もサッカー好きやで」
「じゃあ俺たちは友達だな!」
「そうやな」
ちなみにこのとき出会ってから1分ぐらいやけど、既に2回握手してます。まあ友達ですからね。
「ちょっとそこまで歩こう!」
「何するん?」
「チャイをおごってやるよ」
ん?チャイをおごる?この展開はまさか・・・
「どうした?怪しくないよ」
怪しいわ。
このときは「用事がある」って言って逃げたけど、ゲストハウスの張り紙を見てなかったら確実に詐欺に遭ってました。
サッカー話で盛り上がり、友達だと言って握手して、チャイをおごってから騙すという巧妙な手口です。
同じゲストハウスで会った日本人の大学生は、
「日本のお金を見たことないから見せて欲しい」
って会ったばかりのインド人に言われて、
なぜかその大学生はインド人に1万円札を5枚渡して、
インド人は10秒ぐらいお金を見た後に
「初めて日本のお金を見たよ。ありがとう」
って言ってお金を返してくれて、大学生はそのままゲストハウスに戻ったらしいんやけど、
後でお金を確かめてみるとお札が1枚抜かれてたみたいです。
「お金抜かれてるん全然気付かなかったすよ。あれは手品ですよ」
って言うてました。
めっちゃアホです。
あと、
「俺の名前はポカチュダっていうんだ。よろしくな」
って言ってずっとニヤニヤしてるインド人がいて、
変な奴やと思ってサトシに聞いてみると、
「ポカチュダはヒンディー語でアホって意味やで」
って言ってました。
しょーもな。
ちなみに、デリーの空港付近には
「俺は航空会社で働いてるんだ。格安で航空券をとってやるよ」
って言ってくるやつが2000人くらいおるらしいんやけど、
その中に本物の航空会社は2つしかないみたいです。
インドの詐欺師には気を付けましょう。
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